兵庫県では、従来の森林林業施策に加え、森林の有する多様な公益的機能に着目した「新ひょうごの森づくり」(H14~23年度)により、公的支援によるスギ、ヒノキの人工林の間伐や里山林の再生、森林ボランティア育成1万人作戦に取り組んでいます。
森林は、本来、緑のダムと称される貯水機能や土砂流出防止機能など、県民を自然災害から守る様々な機能を有しており、県民の共通財産ともいえる森林が、こうした公益的機能を十分発揮することが期待されています。
このような情勢のなか、平成16年の一連の台風による甚大な森林被害の発生により、災害に強い森づくりの必要性が改めて強く認識されました。
このため、平成18年度から「県民緑税」の制度を導入し、「緊急防災林整備」「針葉樹林と広葉樹林の混交林整備」「里山防災林整備」「野生動物育成林整備」など『災害に強い森づくり』を進めているところです。
これら事業の成果について平成20年度から検証を進めていますが、今後の新たな展開に向け、テーマ「災害に強い森林を創る!~安心安全な社会の実現に向けて~」により、下記の『森林林業フォ-ラム』を開催します。
記
(注)フォ-ラムの内容、申込方法、会場へのアクセス等の詳細については、こちらの資料をご確認ください。(PDF: 242KB)